大会長挨拶
- 第20回九州矯正歯科学会学術大会
- 大会長・福岡県支部評議員 宮薗 久信
- 宮薗矯正歯科 院長
九州矯正歯科学会会員の皆様におかれましては、ご健勝ご活躍のことと存じます。年初早々に災害、事故がありましたこと心からお見舞い申し上げます。
第20回九州矯正歯科学会学術大会を福岡県支部の主幹で開催することとなっており、九州矯正歯科学会が発足して20年の記念大会となります。今日まで矯正歯科医療においては治療法、材料・技工、デジタル技術などについて継続的に進歩し続けています。このような革新的な治療は術者や患者さんへの大きなメリットをもたらす反面、ときには予期せぬ問題もみられ、それらを振り返り修正しながら今後に生かしていくことが大切で、絶えず勉強する姿勢が必要と思います。
福岡市はアジアのリーダー都市を目指して変化し続けており、先進的なビルに建て替えて安全、安心な都市へ発展していこうと「天神ビッグバン」を掲げていますが、矯正歯科医療においても学術的に臨床的に更なる発展をすることを期待してタイトルにしました。このような主旨で皆さんが大会に集まり議論し談笑して有意義な時間が過ごせますようにと準備をしているところですので、会員の皆さん、ならびに、矯正歯科医療に興味をお持ちのコデンタルの方々にもたくさんご参加いただきますよう心待ちしています。